和の趣に包まれた、42.86坪の平屋。この家の主は、ともに20代という持原さんご夫妻です。
玄関からのびる、料亭を思わせる土間。突き当たり左へ折れ、ようやく玄関ホールへ。引き戸の向こうは、杉無垢材のフローリングと、漆喰の壁が約3m高の天井まで続く“家族の居場所”。シンプルで和モダンなLDKは、子どもたちがのびのびと過ごし、休日には仲間が集うまさに理想空間。

共通して和風好みのお二人は、いろんな住宅メーカーの見学会に足を運んだ結果、木造住宅を得意とする『匠のGENを選択。同社の設計士から数パターンのプラン提案を受け、話し合い、意見を交わしながらスタッフたちと信頼関係を深めていき、何でも話せる間柄になったそうです。「友達が集まる家にしたいと話したら、来客スペースとプライベート空間を分けた間取りを提案してくださいました。スムーズな家事動線や風水まで取り入れたプロの技術はさすがだなあと」と奥様の美緒さん。食器棚やキッチンは主張しない同系色のデザインにこだわり、「かなり無理を言ったんですけど実現してくださって。想いを遠慮なく伝えることが、家づくりでは大事だなぁと感じました」。ご主人・和繁さんも「自分たちの好みを察して提案してくださった、玄関ホールの船底天井も自慢の一つです」ととてもご満足の様子です。
若い今も、将来歳をとってからも家族が温かく快適に暮らしたい。そんな願いが込もった持原邸は、家族の成長を見守り優しく包み込む包容力にあふれています。